雨音のする画廊

カーキ色のコート



年明けのセールも一段落、でしょうかね。



いざお買い物、となるとあれこれ目移りしてしまいがちだけれど、
そこで迷ってしまったときの強い味方、
「パーソナルカラー」をご存じだろうか。



私は専門ではないので詳しくは検索していただきたいが、
そのひとに似合う色のグループが4つのタイプ(春・夏・秋・冬)に分けられるというものだ。


どのタイプに属しているかは肌や瞳の色味から診断できる、
よって、
占いのラッキーカラーなんていうような、いいかげんなものとは違う。



筆者の場合、パーソナルカラーは秋なので、
黄味を含んだ、渋めの深い色が似合う、ということになっている。


秋タイプの色リストから一部、こんな感じ。



au6.jpg

(画像引用:All About 暮らし・パーソナルカラー診断より)
<記事リンク>




これを把握しておくとなかなか便利で、
たとえば冬のコートなど少々値の張るものを買う時、
色選びに迷ったら、
自分のカラーグループに入っているほうを選んでおけば間違いない。



まあ「好きな色を着る」「冒険する」のも悪くないですが、
似合わない色ってのは結構損なものです。


筆者の場合は、
青みの薄色(薄い水色とか)を着ると、不健康このうえない感じになります。

あと、確実に老けて見える。







さて、
ずっと愛用していたトレンチコートがやや古びてきたので、
(それでもまだ着るけど)
年明けのセールで新調した。


持ってるコートがベージュだったので、
新しく買ったのはカーキ色。
バッチリ秋の色です。


しかし、
「カーキ色」と聞いて普通に思い浮かべるのはどんな色だろうか。

じつはこのカーキという色、
ひとによって様々な色になってしまうらしいのだ。


もともとは(一説として)、
「19世紀半ばに植民地であるインドに駐留していた英国軍が、白い夏服の汚れを嫌って当地の土を用いて服を染め、それを現地語でカーキと称したのが始まりであると言われている。 」
(Wikipediaより引用)

…というわけで、
本来のカーキ色は、乾いた黄土色、というような感じであるらしい。

(上記の色見本にも入ってますね)




けれど、筆者を含めた相当数の日本人は、
「暗いオリーブグリーン」をも「カーキ色」だと思っているのである。
(買ったコートもそんな感じ)



この件については、ネットで少し調べれば相当な量の情報が得られるのでここには書かないが、
いわゆる「アースカラー」の総称がカーキ色、なんていうおおらかな記述もあった。






これは極端な例だと思うけれど、
日常よく使う色名には、けっこうな「幅」がある。



「〇〇色は似合わない」という思い込みをいったん外して、
本当に似合う色を探してみると、
面白い発見があるかもしれません。








話が飛ぶようだが、
ずいぶん以前にひったくりに遭ったことがある。


そのとき駆け込んだ交番でこんなやりとりがあったのだ。





img100-1.jpg





調べてみたところ「国防色」は、ひったくりに遭ったかばんとは微妙に異なる色合いだった。

(もちろんどちらも広義のカーキ色、ということにはなるだろう)



そのときはじめて聞いた色の名前だったので、とても印象的だった。





今は、どんな色を着るかは個人の自由だけれど、
(どんなに似合わないとしても捕まったりはしない、)

国じゅうが特定の色に席捲された時代があった、
…ということを、忘れてしまわないようにしたいものです。






















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  1. 2017/01/24(火) 23:33:10|
  2. 服装

プロフィール

猫足

Author:猫足
京都生まれ、本業は工芸デザイン。
なのに趣味も絵。われながら不健康だと思います。


〔筆者近況〕

先日、帰りが遅くなり急いで歩いていたら、
「あたらしい餅」
と書かれたのぼりが立っていた。

そりゃ古いよりはいいだろうけどさ、
…とよく見ると、
「みたらし小餅」だった。

こんな調子でいろいろ誤解してないか心配である。

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