雨音のする画廊

今日の絵葉書:わるいねこのおはなし



静かな雨の夜です。


先日、のんびり自転車を走らせていると、
「メゾン袋小路」というアパートがあったので思わず二度見した。

だがよく見ると「綾小路」だった。
まあいろいろ行き詰まりそうで、物件の名前としてはよくないですね、「袋小路」。




…どうでもいい前書きは置いといて、今日の絵葉書です。

これから寒くなろうというこの時期に、私は来年の扇子のデザインに悩んでいるのだが、
なにを思ったか、取り出したクラフト紙のカードに走り描き。





img061.jpg





…描いたときの心境がうかがえるというものですね、この顔。

まあ猫好きというのは、悪い顔さえも愛でることができるものなので、
このまま切手貼って誰かに送りつけようかと思っている。
嫌がらせでしかないな(^ω^ ;)



ところで、この記事を書こうとして、ビアトリクス・ポターの本を思い出した。
「ピーター・ラビット」でお馴染みの、イギリスの絵本作家である。


以前にも書いたが、こどものころ近所に私設文庫をしていらっしゃるおうちがあり、
そこでシリーズを読むことができた。

ひとつひとつをはっきり思い出すことはできないが、
あの可愛らしい絵を添えた「おはなし」は、
シビアな生きものの世界を観察した作者ならではの物語だった。


いかにも可愛らしいうさぎたちは、レタスをつくっているマクレガーさんにとっては「害獣」以外のなにものでもない。
あひるを狙うきつね、家を荒らすねずみ、
人間にとってはありがたくなかったりする彼らの営みを、淡々と、やさしい水彩画で描いたポターの絵本。

大人になってから読むのもいいかもしれないと、ふと思い出した。



「猫の悪い顔」というのはこんな走り描きどころではなく、それはもうフォローの余地がないくらいだが(笑)、
彼らには彼らの理由があるのでしょう。





さあ、寄り道はいい加減にして、なにか仕事に役立つ資料でも探しましょう。

お休みなさい。





追伸:ポターの絵本のうちでいちばん面白く印象に残っているのは、
「パイがふたつあったおはなし」というのです。

可愛らしさはそのままに、イギリスらしく皮肉満点。機会があったら、こどもたちより先に読んでみることをお勧めします(笑)







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  1. 2015/11/14(土) 22:40:15|

プロフィール

猫足

Author:猫足
京都生まれ、本業は工芸デザイン。
なのに趣味も絵。われながら不健康だと思います。


〔筆者近況〕

先日、帰りが遅くなり急いで歩いていたら、
「あたらしい餅」
と書かれたのぼりが立っていた。

そりゃ古いよりはいいだろうけどさ、
…とよく見ると、
「みたらし小餅」だった。

こんな調子でいろいろ誤解してないか心配である。

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