雨音のする画廊

今日の絵葉書:モノクロの冬



すっかりご無沙汰しておりました。

と言っても、待ってくださってたという奇特なかたなど殆どないだろうが、
なにかと用は重なって来るもので、その上体調もいまひとつ…。


でも、こんなどうでもいいようなブログでも、
ずっと書かずにいるとなにか忘れ物をしているような気分になる。

絵は、仕事でもあり趣味でもあり、描かないで過ごせるものではないが、
文章を書くことも意外にきらいではなかったんだな、と思いました。




奇妙に暖かい日が続いたあと、また寒さが戻ってきた。

季節をすこし先取りするのが、
和装に代表される日本伝統の美的感覚だけれど、
最近はすこし行きすぎてはいないかと思う。

年々セールは早くなり、
季節の風物についての予測や、それにまつわる新商品が早々と発表され、
乗り遅れまいと計画していた人々が殺到して、
フェイスブックに証拠写真を挙げる。


そういうことで経済が潤う面もあるのだろうけれど、
なんだかなあ…
ちょっと立ち止まって、今この季節ならではの美しさをよく見ようよ。
と、言いたくなってしまうのだ。


しょせん、流行りに乗るのが苦手な者の、たわごとにすぎないのだろうけれど。




img048_2015013123444287b.jpg





ロットリング0.5ミリ、白インクボールペン、「銀鼠」色の筆ペン。



こんなふうに雪が降らないときでも、
冬の美しさ=モノクロームの美しさだと思う。


冬の京都ではお馴染みのどんよりと冷たい曇り空、
突き刺すような裸の木々。
朝、桂川一帯の眺めにも色はほぼ無く、水面は空を映して鉛のようだ。

…そんな景色がかなり好きだと言ったら、暗いやつだなあと思われるんかしら。



そういえば、
私は黙っていると、たいていのひとに「なんとなくかげのある人」だと思われてしまうのだった。
そうでもないんだけどな~と思っていたが、
荒涼とした冬の風景が好きだなんて書いてると、これはやっぱりちょっと暗い感じが否めない(苦笑)


まあそりゃどうでもいいけれど、
嫌でもまだしばらくは寒さが続くのだから、
この季節を目で愉しみませんか。という話でした。





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  1. 2015/01/30(金) 01:33:53|

プロフィール

猫足

Author:猫足
京都生まれ、本業は工芸デザイン。
なのに趣味も絵。われながら不健康だと思います。


〔筆者近況〕

先日、帰りが遅くなり急いで歩いていたら、
「あたらしい餅」
と書かれたのぼりが立っていた。

そりゃ古いよりはいいだろうけどさ、
…とよく見ると、
「みたらし小餅」だった。

こんな調子でいろいろ誤解してないか心配である。

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